令和7年度外務大臣表彰伝達式

令和7年10月24日
 表彰状授与
  濵田大使スピーチ
  ヘンデリクス・ソン氏スピーチ
  フラヴィオ・アルマンド・マカリンゲ氏スピーチ
10月11日、第3回日本祭り(於ギマランエス・ローザ院(IGR))において、令和7年度外務大臣表彰を受賞したヘンデリクス・ソン モザンビーク剣道居合道協会(AKIMO)会長及びフラヴィオ・アルマンド・マカリンゲ けん玉講師・普及家に対する伝達式を実施しました。 外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体について、その功績を称えるとことを目的としています。  ヘンデリクス・ソン モザンビーク剣道居合道協会(AKIMO)会長は、2004年に津嶋冠治当時在モザンビーク日本国大使の下で剣道居合道の練習生として参加し、平成18年にモザンビーク剣道居合道協会を設立して会長に就任。以降、剣道とその精神の普及に尽力してきました。特にモザンビークのような国において、剣道の規律や精神が若者の育成に必要であるとの認識の下、国内外での研修、大会、文化事業を開催し、日本文化の普及と相互理解の促進に貢献してこられました。 フラヴィオ・アルマンド・マカリンゲ けん玉講師・普及家は、2004年に当時JOCVとして当国に派遣されていた窪田保現グローバルけん玉ネットワーク代表からけん玉を学びはじめ、2006年には日本で行われた世界大会で優勝するなどの実力者。けん玉が青年育成・社会的包摂に果たし得る役割に着目し、毎週末に地元の学校にてけん玉ワークショップを行い、また国内各地の地域イベントにてワークショップ及びデモンストレーションを実施する等、長年に亘りけん玉普及活動に尽力してきました。また2019年にサイクロン・イダイの被害に遭った難民キャンプにおいてもワークショップを実施し、けん玉を被災者の心身・精神ケアに役立てるなど、けん玉の普及と両国の相互理解の促進に貢献しています。