令和7年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「マプト州マトラ市水産高等学校実習棟改修計画」及び「ザンベジア州アルト・モロクエ郡中央病院ハンセン病棟新設計画」に係る贈与契約署名式

令和7年10月17日
10月10日、マプト市において、濵田圭司駐モザンビーク日本国特命全権大使は、エステラ・マウセ/マトラ水産高等学校校長およびペドロ・サフラン/モザンビーク・ハンセン病対策団体代表とともに、草の根・人間の安全保障無償資金協力の一環として、2件のプロジェクトに関する贈与契約の署名を行いました。
 
同支援を通じて、マトラ水産高等学校へは、漁業実習工房の改修のために47,500米ドルの資金を拠出し、施設インフラの改善、教育環境の向上、および学生の技能向上を目指します。
 
また、モザンビーク・ハンセン病対策団体へは、50,000米ドルを拠出し、ザンベジア州アルト・モロクエ郡病院における専門病棟の建設のため、ハンセン病およびその他の顧みられない熱帯病(NTDs)の患者の治療環境を改善し、ハンセン病や結核などの疾病に関連する社会的偏見の解消に寄与することを目的としています。
 
引き続き、日本政府はモザンビークへの草の根レベルでの支援を継続して参ります。