令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ガザ州リンポポ郡エドゥアルド・モンドラーネ小学校整備計画」の供与式

令和7年9月24日
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草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの一環として、ガザ州リンポポ郡に所在するエドゥアルド・モンドラーネ小学校を整備しました。これを記念して、2025年10月22日に供与式典を開催いたしました。
本プロジェクトでは、3棟(計6教室)の校舎が改修され、150脚の二人掛け机、教員用の机と椅子6組、壁掛け黒板6枚が整備されました。さらに、各校舎には雨水を収集・貯蔵するためのタンクが3基ずつ設置されました。
 
式典には、在モザンビーク日本国大使館の庄司書記官、マルガリーダ・マパンドゼネ/ガザ州知事、ヴィルジリオ・アンドレ・ムチャンガ/リンポポ郡長ならびに教職員、生徒、保護者等、約1,000人が出席しました。
式辞の中で、庄司書記官は「今回の支援により、より多くの子どもたちが適切な教室で学び、教職員にとってもより良い環境で授業を行うことが可能になる」と延べ、「この学校の整備計画は、両国間の友情と信頼の証です。子どもたちが成長し、知識を身につけるにつれて、両国の絆はさらに強固になると確信しています」と述べました。
また、マパンドゼネ・リョンゴ州知事は、日本国民および日本政府の寛大な貢献に対し深い感謝を表明し、それによって当該学校における教育・学習環境の改善が可能となったと述べました。また、施設や備品の適切な維持管理を呼びかけました。
 
日本は、教育を通じて地域社会の福祉を促進しつつ、今後もモザンビークを支援していく決意を改めて表明しました。
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