カーボデルガード州に対する巡視艇、漁船、廃棄物関連車両等の供与及び地域警察活動等の強化事業の開始式典への参加

令和7年7月17日
1 供与した巡視艇上で説明を受ける大使
2 供与した漁船及び船外機について説明を受ける大使
3 供与した廃棄物関連車両
4 IOM協力事業開始式
7月10~12日に、カーボデルガード州ペンバ市において4つの供与式・開始式典が開催されました。

これら式典には、濵田駐モザンビーク日本国特命全権大使、ジョアキン・シヴェ警察総司令官、ヴァリジェ・タウアボ・カーボデルガード州知事、キャサリン・ソジ・モザンビーク国連常駐調整官、アンドリュー・ムバラIOMペンバ支所長等が参加しました。本式典を通して日本政府からカーボデルガード州に対して、廃棄物関連車両15台、巡視艇1隻、漁船120隻が供与され、地域警察活動等の強化事業の開催が宣言されました。

スピーチの中で濵田大使は、日本政府がカーボデルガード州の安定化に注力していることを紹介し、今回の事業は極めて重要な取り組みであると強調しました。

また、ヴァリジェ・カーボデルガード州知事は、このたびの各種式典に関し、同州政府及び同州民を代表して、日本政府及び国民に謝意を表すとともに、これら日本の支援は武装勢力の襲撃やサイクロン被害の軽減、国内避難民の生活の再建に大きく貢献する取り組みであると述べました。

これら事業が、カーボデルガード州民の生活の安定化に寄与し、ひいてはカーボデルガード州全体の治安改善に繋がることを期待します。

<開催された式典>
(1)カーボデルガード州の安定化のためのインフラ復旧計画(UNDP連携)廃棄物関連車両等の供与式典 
(2)無償資金協力「経済社会開発計画(巡視艇)」供与式典
(3)無償資金協力「経済社会開発計画(漁船)」供与式典
(4)地域警察活動及び国境警備体制強化計画(IOM連携)開始式典