モザンビーク共和国に対する無償資金協力「ザンベジア州中学校建設計画」の完工式

1月31日、ザンベジア州ルジェラ郡のアルト・ルジェラ中学校にて、日本の協力によって建設された同中学校の完工式典と2025年新学期始業式典が開催されました。式典は、濵田圭司駐モザンビーク共和国日本国特命全権大使、大塚和哉JICAモザンビーク事務所長、ダニエル・チャポ大統領、サマリア・トヴェラ教育・文化大臣他、関係者が出席のもと開催されました。
                       
濵田大使はスピーチで、完工を迎えた中学校が多くの生徒に快適な学習環境を提供し、モザンビークの将来の発展に重要な役割を果たすこと、また、日モザンビークの友好の架け橋となること、学校や備品が末永く使用されるよう適切に維持管理されることを期待する旨伝え、チャポ大統領は我が国の支援に対する感謝すると共に、教育施設の維持・管理を行うためには社会のあらゆる分野と連携する必要があると述べました。
 
本事業は、昨年11月30日にザンベジア州で完工した3中学校を含め、4つの中学校を新設することで、同州の学習環境の改善を図り、生徒の学習意欲及び教育の質の改善が期待されます。今後、末永く校舎が使用され、より多くのみなさんの希望に満ちた将来がサポートされることを祈ります。