無償資金協力(経済社会開発計画「土木工事用重機」)の供与式

令和4年7月22日
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2022年7月22日、マプト市において、2億円の無償資金協力案件(経済社会開発計画「土木工事用重機」)の供与式が開催され、木村駐モザンビーク大使、コミシェ・マプト市長、エミーリア・フーモ土地環境省事務次官及らが出席しました。
 今回の供与式では、ブルドーザー2台、エクスカベーター4台がマプト市役所に供与され、ウレネ廃棄物最終処分場で使用されます。ウレネ廃棄物最終処分場では、2018年2月19日、大雨の影響により崩落事故が発生し、17名の死者がでるという被害が発生しました。この災害を受け、同処分場では再崩落防止と安全な閉鎖が課題となっています。2019年から日本の技術を用いたウレネ最終処分場の安全閉鎖に向けたプロジェクトを日本の環境省とともに実施し、2020年10月に崩落個所の工事が完了しました。今後、ウレネ最終処分場を安全に閉鎖するためには、崩落箇所以外にも同様の工事を実施する必要があり、その取り組みを加速させるため廃棄物運搬・埋設及び整地のための土木工事用重機(ブルドーザー、エクスカベーター)が供与されました。